「キャットフードは開封後どれくらいで食べきる必要があるの?」
「開封後に味の品質を保つにはどうすればいい?」
「開封後の保存方法を教えて!」
キャットフードの開封後は賞味期限や保存方法が気になりますよね?
そこで、今回はキャットフードを長持ちさせる開封後の保存方法について紹介していきます!

記事のながれ
【前提】キャットフード開封後は商品記載の賞味期限までに食べきること

まず、大前提としてキャットフードの開封後は記載されている賞味期限までに食べきりましょう。
キャットフードは開封すると空気に触れたり湿気が高いところに置いておくと香りや品質がどんどん低下し栄養がきちんと摂取できなくなったりねこちゃんの食いつきが悪くなったりします。
開封前の賞味期限は、年月日がきちんと書かれているはずなので、賞味期限を守って与えきるようにしましょう。
開封後の賞味期限は記載されているところはあまりなく目安としてドライフードは1ヶ月、ウェットフードは1日です。
商品記載の賞味期限がまだだからといって開封後は早めに食べきってしまいましょう!

【入れ物別】開封後のキャットフードの保存方法を確認しよう
フードタイプ | 入れ物名 | 保存方法 | 保存のしやすさ |
ドライ | パウチ(ジッパー付) | 常温で保存 | ![]() |
ドライ | パウチ(ジッパー無) | 酸化しないように密閉できる容器に移し替えて常温で保存 | ![]() |
ウェット | パウチ | 与える分以外はラップして冷蔵保存(当日使い切る場合) | ![]() |
ウェット | 缶詰 | 与える分以外はラップして冷蔵保存(当日使い切る場合) | ![]() |
ドライフードのパウチ(ジッパー付)
これが一般的に多いタイプですが、ジッパーが付いているので基本的にそのままジッパーを閉じて常温で保存すれば大丈夫です。
ただし、1点注意してほしいことがあります。
それは、ジッパーをもれなく密閉することです。少しでも空いていると空気がそこから入ってしまい酸化してしまう原因となるため注意してください。
ドライフードのパウチ(ジッパー無)
ドライフードのパウチタイプでジッパーがない場合は少し面倒ですが、密閉できる容器に移し替えるようにしましょう。
容器はストッカーや真空状態を保つことができるものなどでも何でも構いません。多少手間がかかってしまいますが、ねこちゃんのためにきちんと保存してあげましょう。
ウェットフードのパウチ
ウェットフードのパウチの保存方法は簡単です。
そもそもウェットフードは基本的にその場で使い切る場合が多いので保存することが少ないことが多いですが、1日であればラップをして冷蔵庫に保存して構いません。
冷凍保存の場合だと解凍した際に味が変化してしまったりするためあまりオススメはできません。
ウェットフードの缶詰
ウェットフードの缶詰の場合も同様です。
使い切る以外はラップで巻き冷蔵庫で保管するようにしましょう。
ただし、基本的にあくまでその場限りで使い切るのが前提だということを忘れないでください。

開封後のキャットフードを保存する際に気をつけておきたい5つのポイント

- 湿気が多い場所は避ける
- 気温が高い場所は避ける
- 直射日光が当たる場所は避ける
- 隙間なく袋を密閉する
- ねこちゃんが触れることができない場所に保管する
続いて、開封後のキャットフードを保存する際に気をつけておきたいポイントを5つ紹介していきます!
ポイント1:湿気が多い場所は避ける
湿気が多い場所での保管は避けましょう。
なぜなら、湿気が高いとキャットフードにカビが繁殖しやすくなってしまうからです。
ドライフードは開封後すぐに使い切れないので特に注意しましょう。
ポイント2:気温が高い場所は避ける
メーカーのほとんどが推奨しているように気温が高い場所も避けましょう。
なぜなら気温が高い場所であると虫が発生したり腐ったりしやすいからです。
夏場は室内でも気温が高くなりがちなので気をつけなければなりません。
ポイント3:直射日光が当たる場所は避ける
直射日光が当たる場所は避けましょう。
直射日光が当たると気温が上がるということもありますが、化学変化によってキャットフードの質が変わってしまうからです。
日中でも常に日陰になる場所に保存しましょう。
ポイント4:隙間なく袋を密閉する
ウェットフードの場合は基本的にその場で使い切ってしまうためあまり気にする必要はありませんが、ドライフードの場合は隙間なく袋を密閉するよう注意します。
隙間があると空気に触れて酸化が進みやすくなりキャットフードの香りや鮮度が落ちてしまいます。
ジッパーがある場合は、端から端まできちんと閉じられているか、ない場合でもなるべく空気を溜めずに空気が入らないように気をつけましょう。
ポイント5:ねこちゃんが触れることができない場所に保管する
最後に、ねこちゃんが触れることができない場所に保存しましょう。
ねこちゃんがいじってしまうと勝手に食べてしまうだけでなく空気に触れて酸化しやすくなったりしてしまいます。

時間が経っても味が変わらないように管理してあげるのが飼い主さんの役目であることを理解しよう!

キャットフードは開封してからの管理によってだいぶ味の品質や香りのもちが変わってきます。
しかし、それらは飼い主さんが全てできることです。
先に紹介した、気温が高いところを避けたり直射日光を避けたりする場所に保管するということは意識すれば簡単にできることです。
きちんとした保管方法を守りキャットフードを長持ちさせることができれば、香りも落ちないためねこちゃんの食いつきも変わらず喜んで食べてくれます。
梅雨の時期や夏場は特に注意して管理してあげましょう!

まとめ

- 開封後のキャットフードはドライタイプが約1ヶ月、ウェットタイプが約1日で使い切る
- 開封後のキャットフードの保存方法はフードタイプや入れ物によって異なる
- 保管する際には、気温が高い場所や直射日光が当たる場所は避ける
- 梅雨の時期や夏場は特に保存に気をつける
- 開封後に正しく管理してあげるのは飼い主さんの役目
キャットフードの開封後の管理は飼い主さんによってバラバラですが、ねこちゃんのために味や香りを損なわぬよう正しく保存するように気をつけましょう。